なにか資格取ろうかなーと思ってネットをウロウロしている時、1番気になるのは難易度、合格率、そして学習時間ではないでしょうか?
今日は合格までの勉強時間について考えてみたいと思います。
ネットの「総学習時間」は参考までに
学生時代、年齢も先生も授業も教材も同じなのにテストの成績はバラバラですよね。
もちろん、自宅での学習時間、塾など条件は同じではありませんが、仮に同じにしたとしても結果は同じにならないでしょう。
それくらい能力には個人差があるのです。
社会人になると、さらに個人差が広がります。得意不得意、環境…差が生まれる要因は色々あります。
となると、他人が出した目安なんてアテになるはずがありません。
あくまでも参考に。「へー」と思うくらいに留めておきましょう。
テキストを読んで時間を計る
自分の目安時間の参考として、テキストをまずは数ページ読んでみる というのをおすすめします。
書店などで、自分が勉強したい資格や分野の本を1冊手に取ります。
最初の方は導入が多いので、第3章くらいのページを開いて、10ページ程読んでみましょう。
その際、読む時間を計ります。
総ページ数/読んだページ×時間 でそのテキストを一周読む目安時間がわかります。
何事もテキストを読むことから勉強ははじまります。
自分がインプットにどれくらい時間がかかるのか?の感覚を身につけましょう。
理解度を測る
試し読みした後、テキストを閉じたら、今読んだ内容を頭の中で簡潔にまとめてみます。
なんの話をしていたかがどれくらい思い出せるか?がポイントです。
人に説明できそうなくらいまとめられたら、そのテキストは1周くらいで身につく可能性があります。
うまくまとまらない場合は、2~5周くらい時間をかける必要があります。
先ほどの総時間に対して、何周するかを掛けて更に具体的なインプットのイメージをもちましょう。
アウトプット(問題演習)はインプットの倍
勉強や試験は最終的にアウトプットしないと採点されないし評価されません。
しかも、何度も問題を解いて練習することが大事です。
最低でもインプットの倍はかかると思った方がいいです。
最低限の目安時間を出す
例を出してみましょう。
テキスト 628ページの時
10ページ読むのに20分かかったとすると
全部読むのに21時間くらいかかります。
3回読むとして、63時間
アウトプットに63時間の2倍で126時間
全部合わせると189時間
最低200時間は必要だ!という自分の目安を出すことができます。
まとめ
色々計算しましたが、実際はやってみないとわかりません。元も子もないですが、それが真実です。
ただ、読み書きは勉強の基本スキルなので特に独学する場合は、総時間は読解力の高さに比例すると思っています。
通信やスクールの場合は、各コースで授業を消化する最低時間数を出してくれていると思いますので、それを参考にするのがいいでしょう。
インプットだけの教材の場合は、必ずアウトプットの時間も足す必要があります。
インストラクター、アドバイザーがいる教材があるところは相談してみると、あなたに合わせた目安を出してくれるのでおすすめです。
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