「若いからパソコン使えて当然」
と言われてストレスを感じる若者が増えているそう。
パソコンインストラクターとして、今までたくさんの人に指導してきましたが、パソコンスキルと年齢はあまり関係ないと感じています。
実際、10代から20代の若者もたくさん習いにきているのが現状です。
どちらかというと増えています。
今回は、なぜ若い=パソコンできる と思われるのか?について考えてみました。
学校で習うから
1番多いのはこれではないでしょうか?
ニュースやネットでも、小学校でプログラミング教育始まるという記事などを目にすることも増えたからかもしれません。
でも考えてみてください。
みんな英語話せますか?
中高年以降の方も少なくとも中学校で300時間以上授業受けていますが、どれくらい身についているでしょうか?
仮に学校でパソコンを習う機会があっても、それは英語よりはるかに少ない時間です。
家にパソコンがあるから
昔に比べてパソコンもピンキリ、手軽に購入できる価格もあります。
ただ、大人でもパソコン持ってない人が多く、さらに持っていたとしても子ども時代に使う機会があったか?というとそうでもありません。
手軽に購入できて、そこにあるからといっても、スキルが身につくかどうかは本人次第です。
ゲームで遊んでいるから
巷にはゲーミングパソコンといって、スペックの高いパソコンがあります。
eスポーツと言われるものも出てきて、ゲームも市民権を得てきたこの頃です。
ゲームはゲームのスキルであり、パソコンのスキルではありません。
テレビが好きでテレビを毎日見てる人=テレビの修理ができる人 とならないように、これもまたパソコンスキルとは関係ないものです。
スマホができるから
現代はほぼ全員スマホ持ってると言っても過言でないくらいスマホが普及してます。
スマホ=機械=パソコン だから得意という印象を持ってる人もいますが、そもそもスマホとパソコンは別のものです。
車と自転車くらいの違いがあると思っています。
まとめ
若者はみんなパソコンできる というのは実は全く根拠のない考えです。
私としては、今のパソコンやスマホの仕組みを作ったのは現代の中高年世代であり、むしろその世代の方が使える人が多いなーという印象です。
「若いのにパソコン使えない自分はダメなんだ」と思わず、興味をもったり必要だったらきちんと基本から勉強してみるのをお勧めします。
「自分は若くないからパソコン使えなくて仕方がない」と思っている人も同じです。
誰だって初心者で、電源を入れてタイピングを練習するところからはじめたのです。
やりたいと思った時がやりどきです!
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