いざ勉強や運動をはじめてもなかなか継続ができない…というのはよく聞く悩みです。
三日坊主が続くと「自分は何をやっても続かない」と自己嫌悪になり、
自己肯定感も落ち気味になります。
今回は、何事も継続するために注意しておきたい精神的なコツについて考えてみたいと思います。
自分に嘘をつかない
「⚪︎⚪︎したかったのに⚪︎⚪︎のせいで、できなかった」
よく聞く言葉です。
「今日は勉強しようと思ったけど、忙しくてできなかった」
「ランニングしようと思ってたけど、天気が悪くてできなかった」
用事ができた、友達に誘われた、仕事が忙しかった、などなど。やろうと思ってたのに妨害されて…ということはよくあります。
でも、本当にそうでしょうか?
本当は「やりたくない」「その気にならなかった」という時ありませんか?
まず第一歩は
本当の自分の気持ちはどうだったのか?
に気がつくことです。
できなかった原因を何かのせいににしていると、いつまでも根本的な解決ができません。
言い訳をしなくても、大丈夫なんです。
誰も怒ったり責めたりしません。
せめて自分だけでも自分の正直な気持ちを聞いてあげましょう。
自分が「やりたくない」とか「気がすすまない」と自覚できたら、そこから対策を立てることができます。
自覚:興味がない
これは、仕事や学業などで取らないといけない資格、勉強の時に起きやすいです。
内容に興味がないのです。
興味はどうしようもありません。
考え方を変えて、その勉強をすることでどんな利益が自分にあるのか?を徹底的にあぶり出してみましょう。
昇給がある、評価があがる、単位がとれる…など洗い出した利益を見直して、そのために頑張ってみようと思えたら続けられるかもしれません。
もし、それでもやる気が起こらなければ、それは「やらなくてもいいこと」とすっぱり諦めることも大事です。
自覚:疲れている
やりたいという気持ちは本物だけど…という場合は、疲れすぎてないか?を考えてみてください。
日々の仕事、生活に無理している部分はありませんか?
そういう時は何かをはじめるより、今の生活を変えることに集中した方がいいです。
無理している時は、プラスすることよりマイナスすることを考えましょう。
日常、仕事の中で、やらなくていいことややめた方がいいことをあぶり出して、日々の負担を減らすことからはじめましょう。
三日坊主を続ける
三日坊主とは
「あきっぽくて何をしても長続きしないこと。また、そのような人のことをあざけっていうことば。」
だそうです。
確かに、勉強や運動は最初のころは面白いよりつらいと感じる人が多く、初期の時点で飽きて続けられなくなる人がいます。
また、突発的にやりたくなってはじめたものの、飽きてしまう人もいるでしょう。
原因は、動機をはっきりさせていないということです。
なんのために、どうなりたくてそれをはじめるのか?が自分でもよくわかっていないときに三日坊主になりやすいと思います。
対策としては、やはり目的や目標をちゃんと書き出していつでも確認できる方法で身近に置いておくことだと思います。
友人や家族、職場の人に宣言してしまうのも有効です。
ただ、私としては三日坊主も悪くないのでは?と考えています。
ぼやっとした動機でも動き出せるのはすごいことです。
とりあえずやってみることは大事だし、三日坊主を繰り返すのも一つの手ではないでしょうか?
まとめ
精神や肉体が疲れているときは、何か他のことを始めるのはおすすめしません。
まずはゆっくりする時間を作って、健康な状態に持っていくことが優先だと思います。
でも、それでもやらなければ…と思うときは
まず三日坊主を目指してみましょう。
今日はじめて、明日明後日まで続いたらそれだけですごいことなんです。
まわりには、はじめることさえできない人がたくさんいます。
継続できない悩みは、ある意味「動くことができる人」の悩みです。
行動力の証なわけですから、続けられないことを嘆くのではなく
行動できた自分をすごいと思うことから始めてください。
楽しい、成果が出ると人は自然に継続します。それまでの間は、休み休みでも進めていければ
最終的にはうまくいきます。
自分を信じていれば、なんとかなります。
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